ご使用方法
1

鼻孔が化膿している人は使用できません。
2

使う前にやさしく鼻をかんでください。(あまり強くかまないでください。)
3

容器を軽く振ってから、キャップをはずし、図のように容器を持ってください。(使い始めは、薬液が霧状に出るまで、数回空押ししてください。)
4

ノズルの先を軽く鼻腔に入れ、1回に1度ずつ薬液を噴霧してください。もう一方の鼻腔でも同じ操作を繰り返してください。
5

ご使用後は容器を清潔に保つため、鼻に接する部分をふいてから、キャップをしてください。
ご使用にあたっての注意
- (1)ご使用前には鼻をかみ、鼻腔の通りをよくしておいてください。
- (2)使う前に容器を軽く振ってからキャップをはずしてください。
- (3)容器を横にして使用しますと薬液が霧状になりませんので、必ず垂直にしてお使いください。
- (4)容器の先が鼻汁などに触れると薬液が汚染されることがありますので注意してください。
- (5)ノズルが鼻中隔※に向かないよう、鼻腔内にまっすぐに入れて噴霧してください。特に右利きの方では右の鼻中隔に、左利きの方は左の鼻中隔に向きやすいため注意してください。※鼻中隔・鼻の穴の中にある鼻腔を左右に仕切る隔壁
- (6)ご使用後はノズル付近をティッシュペーパーなどでふいて、清潔に保ってください。
- (7)ノズルの先端を針などで突くのは、折れたとき大変危険ですので、絶対におやめください。
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
- 1.次の人は使用しないでください。
- (1)次の診断を受けた人。
全身の真菌症、結核性疾患、高血圧、糖尿病、反復性鼻出血、ぜんそく、緑内障、感染症 - (2)鼻孔が化膿(毛根の感染によって、膿(うみ)がたまり、痛みやはれを伴う)している人。
- (3)本剤またはベクロメタゾンプロピオン酸エステル製剤によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- (4)18歳未満の人。
- (5)妊婦または妊娠していると思われる人。
- (6)ステロイド点鼻薬を過去1年のうち3か月間以上使用した人。
- (1)次の診断を受けた人。
- 2.本剤は、他のステロイド点鼻薬の使用期間も合わせて、1年間に3か月を超えて使用しないでください(3か月を超えた使用が必要な場合には、他の疾患の可能性がありますので耳鼻咽喉科専門医にご相談ください)
- 3.本剤の使用後は、ステロイド点鼻薬を使用しないでください。ただし、医師から処方された場合は、その指示に従ってください
相談すること
- 1.次の人は使用前に医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
- (1)医師の治療を受けている人。
- (2)減感作療法等、アレルギーの治療を受けている人。
- (3)頭、額や頬などに痛みがあり、黄色や緑色の鼻汁のある人(感染性副鼻腔炎)。
- (4)授乳中の人。
- (5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- (6)季節性アレルギーによる症状か他の原因による症状かはっきりしない人。
- (7)高齢者。
- (8)肥厚性鼻炎※1や鼻たけ(鼻ポリープ)※2の人。
※1:鼻のまわりが重苦しく、少量の粘液性または黄色や緑色の鼻汁がでる。
※2:鼻づまり、鼻声、鼻の奥の異物感などがある。 - (9)長期または大量の全身性ステロイド療法を受けている人。
- 2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
関係部位 | 症状 |
---|---|
鼻 | 鼻出血、鼻の中のかさぶた、刺激感、かゆみ、乾燥感、不快感、くしゃみの発作、嗅覚異常、化膿症状(毛根の感染によって、膿(うみ)がたまり、痛みやはれを伴う) |
のど | 刺激感、異物感、化膿症状(感染によって、のどの奥に白っぽい膿(うみ)がたまり、痛みやはれを伴う) |
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ、はれ |
精神神経系 | 頭痛、めまい |
消化器 | はきけ・嘔吐、下痢、食欲不振 |
その他 | ぜんそくの発現、目の痛み、目のかすみ、動悸、血圧上昇 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症状 |
---|---|
ショック (アナフィラキシー) |
使用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。 |
- 3.使用後、頭、額や頬などに痛みがでたり、鼻汁が黄色や緑色などを呈し、通常と異なる症状があらわれた場合は、直ちに使用を中止し、添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。(他の疾患が併発していることがあります。)
- 4.1週間位(1日最大4回(8噴霧まで))使用しても症状の改善がみられない場合は使用を中止し、添付文書を持って、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
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